KIGのカイゼン屋 上大田(かみおおた)と申します。製造業(総合電機メーカー)で現場改善やITなどを活用した業務改善を担当しております生産技術エンジニアです。今回は初めてということで、自己紹介と今後KIGでこんなことをやっていきたい!という抱負のようなことを書かせていただきます。

現在は総合電機メーカーでIE手法やITツール(この頃ではIoTやAI等も)などを活用し、自社工場だけでなく中小企業の協力工場の現場改善支援をしていますが、実は3社目で前職ではトヨタ自動車系列の自動車部品メーカーで生産管理・生産企画を担当しておりました。具体的には海外工場の生産計画作成や部品所要量計算などの生産管理システムの設計・開発を担当し、実際に海外工場での業務指導や新規工場の立ち上げ等も担当しました。その頃、トヨタ生産方式による改善も経験することができました。その前職では外資系コンピューターメーカーでSEをやっており、主として半導体・液晶業界向けのSCM構築を支援していました。単にシステム開発というよりは、顧客の業務分析を行い、あるべき業務を設計する、というようなスタイルでした。

現場作業者→現場改善→スタッフ業務→業務改善→情報システム企画、というキャリアパターンが多い中、私の場合はなぜか全くの逆パターンで、最近IoTやAIで使われている技術が、実は私がSEをやっていた頃のものが多く、これまたなぜかキャリアとして繋がってしまった、という結果オーライな状況です♪

何はともあれ一貫して製造業には携わってきましたので、KIGでも製造業向けに、特にIE手法やIoTを活用した生産性向上のお手伝いができればと考えております。また、KIGは各種エキスパートの方が多数おられますので、製造業でも省エネや、また食品製造ではHACCAPなど、それぞれのエキスパートの方々と連携してやれれば、KIGだからできる、KIGでないとできない、質の高いサービスが提供できる!とワクワクしてます。。

中小企業診断士としては2017年3月に登録・開業し、最近では兵庫県内の商工会で生産性向上のセミナーや個別支援もさせていただいております。今後はKIGでもセミナーやその後の個別支援などを通じて、中小製造業の生産性向上のお手伝いができればと思います。

ということで、次回以降は、中小製造業における、具体的なIE手法を活用した現場改善やIoTを活用した設備稼働率向上の事例などについて紹介したいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。