KIGの古田と申します。私は企業内診断士です。メーカーに在籍しており、そこで経理を担当しております。具体的には、外為全般、決済業務、連結決算、各種税務を担当しております。また、中小企業診断士としては、会計・税務の知見に加えて、統計学を用いてコンサルティングを行っております。このブログでは、会計・税務、統計学がどのように経営に役立つかをお伝えしていきます。
今回は、統計学について述べていきます。
統計学はビジネスに必須の知識と言われています。実際、書店に行くと統計学に関する本が沢山売っています。しかし、それらの本を読んでも今ひとつ腑に落ちないこともあろうかと思います。それらの本では、結局のところ統計学は何のために行うのかという説明が実はなされていないのです。
では、統計学とは何か?それは、合理的な意思決定を行うために必要な情報を得るための学問です。この点をまず押さえないと、平均や標準偏差といった統計学で出てくる用語がビジネスにどうつながるのかが見えてきません。実は、統計学の入門書を書かれるような方々は、このことが当たり前過ぎて書かれないのです。
次回は、この点を踏まえて、統計学の説明をしていきます。